ひる

欲望の谷のひるのレビュー・感想・評価

欲望の谷(1954年製作の映画)
4.0
男らしさを示す終わりなき闘争としてのメタ西部劇。谷の後ろという見えない位置からの攻撃も含めて50年代的。ホモソーシャルに見えて実は悪玉の女性二人、妻と娘によって町の対立が揺れ動いている。復讐も訣別も決着もあっさりに処理するのが清々しい。
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