このレビューはネタバレを含みます
【感想】
R-20とのことで、ちょっと鑑賞するのが怖かったが、そこまでてはなかった。
ミロシュが覚醒剤を盛られまくっているのに、少女をレイプしなかったのは凄いなと思った。
ヴックミルが言っていた自分も犠牲者の1人というのはラストの伏線で良かった。
【ストーリー】
元ポルノ男優のミロシュは妻マリアとその息子ペタルの3人家族で貧しい暮らしをしていた。
ある日、ポルノの芸術性を極める作品に出演してほしいとポルノ女優の知り合いレイアから依頼がきた。
翌日、依頼人ヴックミルから電話があり、車
で彼の豪邸へ。
ヴックミルはミロシュのセックスを称賛していた。
裸の芸術作品、真のセックスを撮影しているという。
契約書を持ってきて、詳細に読まさせず、金額だけ確認してサインをさせた。
ミロシュは撮影のために、また身体を鍛え始める。
ミロシュがランニング中、ミロシュの弟、警官マルコが、マリアにロシア語契約書の翻訳を依頼しにきていた。弟はマリアに見惚れ、トイレで自慰をしてしまう。
撮影当日。どんな内容なのか詳細を聞かされていないミロシュ。
車に乗ると、運転手がイヤホンを渡し、途中で降ろされると、目の前にはカメラマンが。
ヴックミルがイヤホンから目の前の建物の中に入れと指示を出す。
中に入ると、女優1人と合流、歩いていくと階段に座り込む少女が。
そこは孤児院で、少女の母と女性が口論をしていて、それを眺めるミロシュ。
そこから、部屋に移動し女性とセックスを始める。ミロシュの目の前には少女2人がアイスを食べたり、化粧をしている映像が映し出されていた。
その日の撮影はそれで終了。
家に帰ると2人は仮装パーティへと出掛けていた。
その日、ミロシュはマルコにヴックミルについて調べてほしいと依頼をした。
電話をしている時、マルコは女性とセックスをしながら、ミロシュのホームビデオを観ていた。
ミロシュはその時、レイアを呼び出し、ヴックミルについて聞き出していた。
レイアはどんな撮影をしているか聞いたら、動物とセックスをしていた。
翌日、目隠しをされ移動した先では、また撮影が始まっていた。
男性に殴られた女性がミロシュの元にやってきて、口淫を始める。
気付くと目の前には母親の娘の少女がいた。
その状況で出来る訳ないと言われ、やめると後ろから男性が羽交締めにされ、女を殴れと言う。
言われた通りに殴ったが、女はやめず、そのまま射精して終了。
その日の夜、マルコからヴックミルについて聞く。彼は、国営放送の子供番組に携わっていた。その後。国家保安局で心理学者として働き日本へ派遣後、行方不明とのこと。
翌日、仕事を断るためにヴックミルの元へ。
ヴックミルは我々が撮っているのはポルノではなく、犠牲者の人生、魂そのものだと。
すると、ヴックミルが犠牲者の映像を流し始めた。
妊婦が赤ちゃんを産み、男性が取り出した赤ちゃんを目の前でレイプした。
新生児ポルノだと叫ぶヴックミル。
ミロシュは耐え切れずにそのまま帰宅しようとするが、薬を盛られていたのか、信号待ちの時、勃起が収まらず記憶を無くしてしまう。
目が覚めると3日後であった。
そのまま、ミロシュはヴックミルの自宅へ向かった。
その時。記憶が徐々に思い出されてきた。
信号待ちしている時に女が車に乗り込んできて、ミロシュは興奮状態のまま、ヴックミルの屋敷へ。
そのまま、女優とセックスを始め、ヴックミルから指示されるまま、殴りながらセックスをする。更に剣を渡され、首を切り落としながらセックスをする。
それから、ミロシュは屋敷にあったテープを発見し、その映像を見ると、ミロシュはあのセックスの後、男にレイプされていた。
更に場面が切り替わり、妻がヴックミルにキレて口論していた。
別のテープでは、レイアが殴られ、歯を全て抜かれた状態で強制口淫。
鼻も塞がれ、呼吸できないまま、窒息死させられる。
更に別のテープでは、ミロシュが少女とその祖母が写っていた。
祖母が少女を大人の女性にする役目があると言われるが、ミロシュはセックスせず、近くにあったナイフを手に取り、自分のペニスを切り落とすとヴックミルに脅した後、窓から飛び出し逃げる。
そのあと、ミロシュはマルコに電話し助けを求めた。
助けを待っていると、目の前を通った女性を見て自慰をしているところを他の男2人に見られ殴られていた。
そこをヴックミルが通り掛かり、彼のボディガードがその男2人を殺しミロシュを助けた。
ミロシュは倉庫へと連れて行かれ、そこで女性に注射器で薬を盛られる。
その時、ミロシュは別の注射器を女性に刺し逃げようとするが、捕まってしまう。
連れて行かれたのは大きい部屋。
そこには顔を隠され、お尻だけ出ている2人の人間が。
1人の人間をレイプしたあと、もう1人の小さい人間をレイプ。
レイプしていると、覆面を被った別の人間が現れ、もう1人をレイプし始めた。
ヴックミルがその覆面を取ると、マルコがマリアを、ミロシュがペタルをレイプしていた。
そこに現れたのは先ほどミロシュに注射器を打たれた女性。
その混乱に乗じて、ミロシュはヴックミルに襲い掛かり、頭を地面に何度も叩きつける。
マリアは、マルコに襲い掛かり石で頭を叩き割る。
ミロシュは他のボディガードも全員銃で殺し、弾が無くなった後は、殴り続け、最後は目の中にペニスを突っ込み殺す。
ミロシュはその後、マリアとペタンを自宅に連れ帰り、銃で自殺しようとしたが、弾が無く、そのまま気絶していた。
ミロシュはそのことを思い出し、マリア、ペタンを迎えにいった。
それから、3人とも精神的におかしくなり、最後、ミロシュは3人で自殺。
その様子を撮影する男たち。
まずはガキからと言い、1人の男は徐ろにチャックを降ろし始めた。