映画の撮影現場、撮影した覚えのない映像を見たことをきっかけに、様々な怪奇現象が起こり始めるって話☆
いわくありの撮影スタジオっていうのはよくある話なのでしょうか、こんなこともあるんだろうなと不思議と納得しながら観てしまいました。
撮ってる映画の内容もなかなかダークな題材の作品で、戦時下に東京から田舎に疎開してきた二人の姉妹が脱走兵をかくまっているという内容。しかも最終的にその脱走兵を姉が毒殺してかくまった事実を隠蔽するって結末、ヒドー。
そんなの撮ってたら呪われますよ。
フィルムに映り込んだ映像を観た監督（=柳ユーレイ）が、幼少時に見たことがあると言っていたが、実はその映像は撮影中の事故によりお蔵入りになっていて、放送されたことは無い。
その後この問題は特に解明されないが、わたくし的Jホラー解釈をさせていただきますと、この手のタイプの作品は異界との扉が繋がる、もしくはチャンネルがあってしまったことによる怪奇現象だと思います。
ゆえに見たこともない映像に既視感を覚えたり、最終的に異世界に連れていかれて行方不明となってしまう。
登場人物の誰かの過去に、何か因縁めいたものがあった訳ではなく、只々、理不尽に異界の住人の攻撃を受けて殺されてしまったり、精神に異常をきたしたり、異界へと連れていかれたりする。
なんでオレがこんな目に、オレがナニをしたんだよって気持ちにさせる一本(*￣ー￣)☆
