雪中梅

一人息子の雪中梅のレビュー・感想・評価

一人息子(1936年製作の映画)
5.0
グロ

「主な産業は生糸だろ」


母親の呪いに締め殺され、さめざめと泣くみじめな夫婦、やがて夫婦の呪いに締め殺されるであろう、夜泣きもせぬ純朴で無垢な赤子...。母の「大層偉くなっただよ」の笑顔は消え、工場裏で1人、あの表情(まさしく情を表していた、崇高な表情)!終わってしまった?これでよかったのか?無駄だったのか?かんぬきをはめられた扉、ご丁寧に斜め下からのカットまで見せて、美しい金管のオールドブラックジョーの響きで終わる...
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