規則的な東京の雑音が、信州の糸を紡ぐ音に変わると。戦争の音?
レビュー本文
殖産興業、富国強兵と言う日本の国策の陰で犠牲に親子って所かなぁ。
母は日本の生糸と言う主力の産業を担う言わば産業の担い手。…
上京してきた息子と、離れて暮らす母。この離れていた時間って、埋まるようで埋まらない。東京へ来て色々と接待はしているけれど、なんとなく後ろめたい母親と息子。時代のあれで、息子が母にですます口調だったの…
>>続きを読む『東京物語』の原型となった作品ともいえる。お話は、『東京物語』と『父ありき』を合体したような感じだが、『父ありき』に比べ、この親子はしっかり自分の気持ちをぶつけていて、あの父子より健全な気もする。
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自宅で母に本音を言われて言い返せない息子、そして泣く妻。ドラマが盛り上りドキドキの展開。
その後に、ふすまが映るカット。夜から朝になるんだけど。
これが、長くてびっくり。
計ってみたら57秒ほど!
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はじめのうちは親は期待しすぎだし息子はしょうがねえ男だなあと思いながらも、見ていくうちに誰も悪くないしそれぞれの気持ちに同情してしまう 残念な気持ちを抱えつつも本音は吐かない美徳のようなものが切ない…
>>続きを読む東京物語の原型とも言える作品。
後の、シチュエーションを物や風景にあてて示唆するようなシーンの連続や、恩師のその後などのエピソードが、ここで既に見られる。
笠智衆のセリフの言い方がその後とほとんど同…
期待と責任がせめぎ合い、笑いも悲しみも浮かべられない母の葛藤。
夢を高らかに宣言した息子を信じ、心血を注いでその背中を後押しし続けた母親。その先で息子が成し遂げた事は、絶望と言うには大袈裟であり、…
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