人生思うままにはいかない。
大成はしていないけど、人としてまっすぐ育った息子を見て心底安心したようなお母さんの姿がとても印象的だった。言葉にならない侘しさと息子への深い愛情をたたえた飯田蝶子の表情が…
小津安二郎
聞き取りづらいところが多いが小津の作品は
それでいい。7割しか聞こえないが大体何を言ってるか想像できるし、大したことは言ってない。というか他愛もないことを言ってるだけ。むしろその表情の…
小津の初のトーキー(茂原式)作品。そして最後の蒲田撮影所作品。一人息子を中学に進学させる余裕のない家庭。女工の飯田蝶子は、機械化により雑用係に。東京から息子の仕送りが届く。そして成人した息子と東京で…
>>続きを読む・地方出身の上京民として、身につまされた。頑張ろうと思った。
・今もそう変わらない東京の現実。
・笠智衆、声を出すまで気づかなかった。男前!
・トンカツも支那そばも、戦前からあったんよね。そり…
U次。25-50。ウベルト・パゾリーニ祭り。『いつかの君にもわかること』(2020)を撮るとき、ウベルト・Pは日本の映画を参考にしたというのだけど、そのひとつが小津の『晩春』(1949)であり、もう…
>>続きを読む笠智衆さん 小学校の先生
とんかつ屋さん 小鳥さん
夜泣きのオマジナイ
繭から糸を紡ぐ
石臼で挽く
縫い物
お掃除
糸車や滑車の丸 電球の丸
階段の四角 縞の着物
洗濯物ひらひら
構図が素晴ら…
親に苦労かけて東京に出たは良いものの、期待通りの活躍が出来ない。その事実を知った母はショックを受ける。というまあシンプルな内容。出世を目指して上京した恩師の笠智周もやっすいトンカツ屋に。
端的に絶…
観る前の少しの情報で、東京に出た一人息子を訪ねたら落ちぶれた生活をしてる息子に肩を落とす母…な感じだったので暗い映画だと覚悟してから観たのですが、なんか良い感じのホッコリ映画でした。
一人息子は心底…
松竹株式会社