しみじみとしてよかった。最初、「東京物語」のような年老いた親を邪険に扱う話しかと思ったが違った(このテーマの違いが戦前と戦後を分けるのかも)。田舎から出てきたお母さんが唯一気丈だったのが救いだ。さす…
>>続きを読む世間的なイメージと違い、円満な家庭なんてほぼ出てこないのが小津映画。
母と子、もっともミニマムな家族ですらこの有様。
息子がドロップアウトしたときの凹み方が伝わってきて、こっちまで親不孝してる気分に…
「人生の悲劇の第一幕は親子となったことにはじまっている」
なんともニヒリスティックな前置き(芥川龍之介「侏儒の言葉」の引用)から始まる小津安二郎 初のトーキーによる劇映画。
信州で東京に行った息…
規則的な東京の雑音が、信州の糸を紡ぐ音に変わると。戦争の音?
レビュー本文
殖産興業、富国強兵と言う日本の国策の陰で犠牲に親子って所かなぁ。
母は日本の生糸と言う主力の産業を担う言わば産業の担い手。…
上京してきた息子と、離れて暮らす母。この離れていた時間って、埋まるようで埋まらない。東京へ来て色々と接待はしているけれど、なんとなく後ろめたい母親と息子。時代のあれで、息子が母にですます口調だったの…
>>続きを読む『東京物語』の原型となった作品ともいえる。お話は、『東京物語』と『父ありき』を合体したような感じだが、『父ありき』に比べ、この親子はしっかり自分の気持ちをぶつけていて、あの父子より健全な気もする。
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自宅で母に本音を言われて言い返せない息子、そして泣く妻。ドラマが盛り上りドキドキの展開。
その後に、ふすまが映るカット。夜から朝になるんだけど。
これが、長くてびっくり。
計ってみたら57秒ほど!
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