2号

コラテラルの2号のレビュー・感想・評価

コラテラル(2004年製作の映画)
4.1
スゲーーー良い。
おトムの地味なアクション映画を想像していたのだけど、その本質は殺し屋とタクシー運転手の一夜の心の交流を描いた物語。
限定された状況下の緊張感を維持しつつ深夜の穏やかで退廃的な雰囲気も色濃く、街を撮った映画としても堪らなく良い。
安易に警察を介入させて物語をゴチャつかせそうなところをスパッと男二人の物語にしており、時折感じさせるドライな暴力がこの映画の背筋を伸ばしてる。
間違いなく闇トム・クルーズベストであり、二人の男の至高の物語だ。
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