『トムクルーズはやっぱり善人顔』
何気なしに観ました。
トムクルーズはお気に入りの俳優さんなので、
だいたい観てきたはずなのですが、
この作品は今まで出会いがなかったようで・・・
トムクルーズが冷酷な殺し屋になっているのですが、
どうも、悪役に見えなくて・・・
イーサン・ハント恐るべし。
イメージの刷り込みに悩みました。
それはさておき、
ストーリー的には嫌いではありませんでした。
これはトムの映画ではなく、
ジェイミー・フォックスの映画でしたね。
夢見る平凡なタクシードライバーを、
とてもうまく演じていました。
現実をしっかりと見つめながらも、
夢を持って生きている。
そしてユーモアと正義感、仕事にプライドを持っている。
とても素晴らしい人間でした。
その彼が、
殺し屋に巻き込まれることで、
なにやら覚醒してしまう、
成長とよんでいいのかしら?
殺し屋の依頼主のところに単身乗り込まされたあたりから、
みるみる垢抜けていく感じが面白かった。
人は何かのきっかけで激変する生き物、何でしょうね。
いつもと変わらない日常で、
人生を変える出来事が待っているのかもしれません。
ジェイミー・フォックスでいうところのハイヤー会社設立に当たるものが、
今の自分にはあるのか?
ふとそんなことを考えてしまいました。