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明日の記憶のmegのレビュー・感想・評価

明日の記憶(2005年製作の映画)
3.0
認知症の祖母が居る私にとって、非常に辛い物語。仲間や家族の絆、人間の身体的・精神的な脆さ、それに対する恐怖に心を抉られる。私にはメッセージ性が強すぎて、観終わったあと食傷気味に。渡辺謙の病に冒されていく演技も素晴らしかったが、何と言っても樋口可南子が素晴らしい!涙をこらえながらの笑みで涙腺崩壊。薄幸そうな容姿も枝実子にはぴったりだった。また認知症の症状を表現する為のVFXに効果的だった。泣きたい気分の時にはお薦め。涙もろい方は泣きっぱなしになること間違いなし!
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