2009年公開
監督:スティーブン・ソダーバーグ
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大企業の重役でありながら、自社の価格カルテルをFBIに「密告」し、波乱を巻き起こしていく嘘つき男のお話。
ウソにウソが重なって、さっきのあの話もウソだったんかい!みたいな、見ている側もだまされ続けるようなプロットで、そのウソを主人公ウィテカーがつき続ける。なので、当然主人公に感情移入するタイプの映画ではなくて、最後の最後まで、「こいつ何考えとんねん!」っていう、でもどこか間抜けで憎めない印象を持つと思う。(まあそこも含めて、ウソなワケだけど…。)
マット・デイモンが役者の意地で15Kg増量して挑んでいます。最後なんか、それの上にハゲになるからね。そこは必見かもしれない。でも、やっぱりだまされ続けるので、カタルシスはない作品かと。
2011年3月6日