今回はバニラスカイです。バニラという単語には「甘美」とか「ゆったりとした」みたいなニュアンスがあり、題名は「甘い夢想」のような意味です。その名の通り現実と夢の中の区別がつかないような撮り方がされています。この作品はある作品のリメイクであり(ペネロペ・クルスと共演したいが為にトムがリメイク権を取ったと言われている そして見事にプライベートでも交際笑笑)、ここでは敢えて伏せておきますが、最後まで、最後まで観れば分かります。また、ペネロペ・クルスが元の作品とこの作品で同じ役で出演しています(これでどこの国かはわかったはず笑笑)。ストーリーは、顔、金、地位、全てを持ったプレイボーイが、そのプレイボーイさ故に人生が転落してしまいます。簡単に言えば事故で顔が崩れてしまいます。それからは女性から白い目で見られるようになり、めっきり自信を失ってしまいます。感想を述べると、面白かったです。話も良かったけど、その見せ方や時系列の撮り方が工夫されていて良かったです。最後は「バニラスカイ」をバックにある決断をします。ラブストーリーなんだけど、他人というより自分を愛することを考えさせられます。因みに、映画のどこかにスピルバーグ監督が出ています。チェケラ!
