りさ

扉をたたく人のりさのネタバレレビュー・内容・結末

扉をたたく人(2007年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

こういう映画好き・・・
「世界最速のインディアン」思い出しました。
最終的にはとっても悲しくって切なくって涙が出てしまったけど・・・
何も知らずにお互いが出会い、どこの国の人とか関係なく打ち解けて、友となる。
とっても素晴らしい出会いだったのに、不法滞在者、というだけで拘置所へ送られもう会うことはできない。
犯罪なんて何ひとつしていないとっても立派で優しい人だった。
なんだか悲しくなりますね・・・。
9.11以降、取り締まりが厳しくなったと言う不法滞在者。
急に逮捕して監禁して・・・
それってテロ対策のため?
そんなんで人権が無視されるなんて・・・
9.11のことに関してはほんっとに悲惨で酷い事件だったけど、それ以降このようなことが行われていることが、もっと悲しくなりました。
みんな、同じ人なのに・・・
そんなことをあらためて考えさせられた映画でした。
最後にウォルターが“ジャンべ”をたたく音が心の叫びを現わしていて心にずきずきささりました。
りさ

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