Shun

天使にラブ・ソングを…のShunのレビュー・感想・評価

天使にラブ・ソングを…(1992年製作の映画)
4.0
『天使にラブ・ソングを…』

実は初鑑賞…。

毎年この時期になるとクリスマス映画を頻繁に観るのがお決まりになってます。気分だけでもクリスマスを味わいたいので🎄

というわけで、クリスマスに観たい映画でよく挙げられる本作を鑑賞してみたものの…全然クリスマス要素が無い。唯一、聖歌隊によるパフォーマンスがそれらしいくらい。

目的とは少しズレたけど、クスッと笑えるコメディかつ、温かいヒューマンドラマ作品で、おまけにシスターたちが奏でるハーモニーが聴けて満足度は高め😊
彼女たちが歌い上げるゴスペルが荒んだ心を浄化し、清らかな気持ちにしてくれる良作👏

殺人事件を目撃した主人公が裁判が始まるまでの間、教会に匿ってもらうということから物語が進んでいくわけだけど、警察署か何処かでずっと保護してもらうってわけにはいかないのかなと疑問に…。
2〜3ヶ月って言われると躊躇するけど、警察署の方が安全のはず🤔
でも生活するには不向きか…。

口の悪いシスター・デロリスを演じるウーピー・ゴールドバーグと厳格な修道院長を演じるマギー・スミスが衝突しながらも、互いの存在を認め合うシーンは観ていてほっこりする。

『ゴースト/ニューヨークの幻』もそうだけど、ウーピー・ゴールドバーグのコメディ演技が最高!大声上げて笑うわけではないけど、ついニヤけてしまう…🤭
マギー・スミスも、マクゴナガル先生や『ダウントン・アビー』のバイオレットなど、おっかない役柄がピッタリで、相反するこの二人の掛け合いだけで満腹中枢が刺激される👍

高校生の時の合唱コンクールの自由曲で「Hail Holy Queen」をクラスのみんなで歌った記憶が蘇ってきた。体を揺らして手を叩きながら歌ったので、全てのクラスの中で異色のパフォーマンスで決して上手とは言えない出来だったけど、注目集められたしとにかく楽しかった。

それなら、もっと早く観ろって話ですが…。
Shun

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