自宅テレビで1人で鑑賞
ベテランシークレットエージェント、フランク(クリント・イーストウッド「グラン・トリノ」)は殺し屋ミッチ(ジョン・マルコヴィッチ「RED」)の暗殺を阻止するため、キャンペーンに参加し、大統領の護衛任務につきながら、ミッチの行方を追う。
※ネタバレしてます
午後ローにて。
イーストウッドは昔からおじいさんだなぁ。
だが、しかしこの圧倒的渋み!!そこがいい!
内容はフランクとミッチの暗殺をかけた攻防戦が主なんだけど、イーストウッド対マルコヴィッチということで、さすがの貫禄。絵作りとしてそれだけで見ごたえがあるなぁ。
マルコヴィッチ演じるミッチの方も元政府関係者なだけあって手慣れたもので、暗殺テクはさすが。
無関係の人でも、素性を明かされそうになると問答無用で殺す冷酷非道な面もあって、なかなかの相手だった。
対するイーストウッド演じるフランクは現役エージェントに疎まれ、ケネディ護衛を果たせなかったこともあってなかなか陰のあるキャラ。
相棒は頼りないアルだけ…。
つーか、アル死亡フラグたちすぎ…
あと、大統領護衛ってこんな厳重なんだと実感できる要素がたくさんあった。中でも、終盤の遂にというシーンの後のもののみごとな逃走シーンはある意味見もの。
なんだこれ?祭りか笑?
まぁ、それだけ重要な護衛だということが痛く実感でき、一種ドキュメンタリックだった。
最後、全てが終わってネンゴロになったレネ・ルッソ(「ナイトクローラー」)と家に帰った後の留守電はまさか…家に爆弾か?と一瞬ハラハラしたが、そうでもなく…そこはちょっと不完全燃焼。
ミッチ、爪が甘いよ…
あと、冒頭シーンに出てきたの?あれ、ジグソウだよね!?絶対。