麻薬自体があまり出回ってなかった1970年代〜80年代のアメリカで、ドラッグディーラーとして名を馳せた、ジョージ・ユングの実話。
話の内容的には、バリー・シールと同年代なので、分かりやすい。
ただ、バリー・シールは政府との癒着や、トム・クルーズのアクションが見所だったのに対し、この映画は非常に人間らしい作品だった。
ジョージ・ユングの人生のアップダウンを細かく描き、心情の変化まで描いている。
派手さもあるが、メッセージ性も強く、麻薬系のアクション映画の中でもなかなか上手くまとまっていて面白い。
自分の目標が自分のキャパを超えすぎてたって一言が全てを物語ってた。