TAKA

地獄門のTAKAのレビュー・感想・評価

地獄門(1953年製作の映画)
4.0
2019-164-125-039
2019.8.15 YEBISU GARDEN CINEMA
Scr.1

・袈裟と盛遠
・溢れる色彩、平安絵巻
・違ったかな

京マチ子映画祭その②

Wikipediaで事前にリサーチしたら、
本作はアカデミー賞やカンヌ国際映画祭を受賞してる作品なんですね。

でも何より、原作が
袈裟と盛遠
!!(゜ロ゜ノ)ノ

正確には、菊池寛さんの「袈裟の良人」って作品らしい。
実は、同じ素材をもとにしてる、芥川龍之介の
「袈裟と盛遠」
という短編小説がありまして、中高生の頃に読んで、凄く感銘っていうか、衝撃を受けた作品です。

単純に、
好き嫌いでは測れない男と女
愛憎
表と裏
同じ事象を挟んで
人というのは
どこまでも複雑で
業深く
だけど・・・
それも愛なのか

難しかったですf(^_^;
でも何故か強烈に惹かれました。
確か、美術の時間に同作をモチーフにした絵を書いたことがあります(^_^)

そりゃあ観に行っちゃいます♪
(* ̄∇ ̄)ノ♪

さて本編。

まず衣装の色彩感覚が凄く新鮮に感じられました(^_^)
僅か数十年だけど、感覚って変わるんだなぁ。どちらが正確なのか(平安時代のリアルに近いのか)は知らないけれど。

色彩と、やはりこの頃の役者さんの演技や台詞の「間」を楽しみました(^_^)♪

ただ・・・
やはり、俺の知ってる
袈裟と盛遠
とは大分・・・っていうか、全然違ってました(^_^)

まっ、それはそれで、
異なる解釈を観てみるってのも、楽しみ方かなって思います(^_^)

同じ事象を挟んだ
男と女の在り方も
様々なんですね。(^_^)
それは「袈裟と盛遠」にある通り
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