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盲獣のすのレビュー・感想・評価

盲獣(1969年製作の映画)
3.8
気になる作品が多すぎる…と思っていた増村保造監督作品、まさかの初鑑賞

もちろん原作の良さもあるのだろうが
テンポの良さ、セットの良さ、薄気味の悪さ、演出の仕方、めちゃくちゃ良かったわな…!

ゴムでできた巨大な女体…

江戸川乱歩作品の奇妙さ、おどろおどろしさが表現されててほんとによかった


目の見えないふたり、というモチーフをおなじくする春琴抄との対比が面白い

触覚のするどさゆえにどんどんに加熱していく…という
終盤ふたりのただならぬ表情やらうごきやらが見応えありまくり

痛そうなの苦手なのでヒエーとなったけどうつさないでくれるのありがたかった

今後増村保造作品どんどこ観ていきたくなっちゃった…!

原作も積読しているので読む!
…と思ったら中盤以降の展開は映画独自なんだ!?
ますます増村保造作品への興味増した
す