とかげ

愛の残像のとかげのレビュー・感想・評価

愛の残像(2008年製作の映画)
3.9
思いを燃焼し切らずに
それを抱えたまま対象を喪い、
ついぞ、その熱に巻き取られて行く。
彼が望んだのだろうけれど、
元を正せば、
愛の取り扱いを謝った後悔の念が
それを焚きつけていて、
人を思うことの空恐ろしさと
取り扱いの難しさに
うううーと怯んだ。

愛っておっかない。