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菊次郎の夏のさんのレビュー・感想・評価

菊次郎の夏(1999年製作の映画)
4.1

不自然な身体の動きを演じる自然さと、自然な身体の動きの不自然さ。どちらも美しい。

壊れた振り子のような動きが好きなんだな。それを見たら否応なく笑ってしまう。
いちど見てしまったら、動いている時はもちろん、それが止まろうとも、笑いが止まらない。笑いは累積する。

歩くこと。浮遊感。モノ化される感覚。
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