菊次郎の夏の作品情報・感想・評価

「菊次郎の夏」に投稿された感想・評価

なのこ

なのこの感想・評価

3.4
最後の「菊次郎だよバカヤロー」は世界で一番優しいバカヤローです。それにしてもたけしは子供抱きしめるの似合わないな〜不器用さが出てて良かった。
暴力なしで魅力が溢れてた、至福。
たけしにバカヤローって言われたい
夏の日の輝かしい思い出のスケッチ 次第に心を通わせる様もいい
義太夫が達者だった。
思いのほか引き込まれましたよ。
タイトル…なるほどなぁ。
音楽も◎
そんな作品だったな。
momonomama

momonomamaの感想・評価

4.1
北野武監督作品。
お得意のバイオレンスから脱却した作品ですがやはりアウトローな世界を描いています。
なんといっても菊次郎、、、ありえん。ありえんですよ、こんな人。
そして正男との旅、、、ありえん。ありえん設定だけどありえるファンタジックロード。
旅先で出会ういろいろな人々。みんなアウトロー、いわゆるつま弾き者が多く、ここにたけしの世界観があるんだと思います。

(2008年視聴)
😭😭😭😭😭

菊次郎ってそっちの名前なんだね…

疑似家族に弱いので最高でした…
北野武あんまり好きじゃなかったけど、これは好き!

「summer」もともと好きな曲だったけど、この作品と組み合わさることで更に輝いて聞こえる。天才😭

最初(最後)の正男が駆け抜けていくシーン泣ける😭
ふざけすぎ。


母親が別の家庭に居たことをあまり取り上げないでふざけっぱなしなのは、考えても悲しんでもしょーがないっていう菊次郎なりの励まし、乗り越え方を教えてあげてたんかな。
sakura1467

sakura1467の感想・評価

3.7
冒頭Summerで涙。
Summerの度に涙。
良い映画を観ました。
Haruto

Harutoの感想・評価

3.7
たくさん笑った。北野武さんと言ったらこの曲ですね。みんな優しくてほのぼのしました。

このレビューはネタバレを含みます

タイトルが秀逸。小学生の正男は夏休みに母に会いに行こうと旅に出る。しかし1人では困難なためチンピラで中年の菊次郎が連れて行くことになる。菊次郎による荒々しい手段ながらも2人は確実に目的地に近づいていく。道中で様々な人との出会いと別れを繰り返しながら。本作で描かれる夏は一見正男が過ごした夏のような印象を受ける。何故なら母親に会いに行くという物語の流れは正男に寄り添ったものだからだ。事実前半は正男にフォーカスしている。しかし本作はタイトルの通りあくまでも菊次郎の夏を描く。決定的なのは母親が再婚して自分を必要としていないという事実に正男が直面する展開を物語中盤で出してしまうことだ。結末にも思えるこの展開を中盤に出すことで作品が正男から菊次郎へフォーカスシフトしていく。前半菊次郎はもらった交通費を全て賭博に消費してしまう自分本位な男だった。しかし母親に会えず落ち込む正男を屋台へ連れて行ったり、人から奪ったお守りをあげたり菊次郎なりに元気付けようとする。正男よりも本作はむしろ菊次郎の成長を描いている。旅で出会った人達と菊次郎と正男が様々な遊びをして楽しむクライマックスに映画的カタルシスはない。それは母親に会うという正男の旅の目的とは関係ない展開だからである。しかしこんなことを菊次郎にいうときっと馬鹿野郎と怒鳴られるだろう。そうなのである。菊次郎は落ち込んだ正男に楽しい想い出を与えるために色々な遊びをしただけなのだ。彼は我々のことなど考えておらず、起承転結という映画の作り自体にそんなの知るかと言うのだ。そんな菊次郎の荒唐無稽だが純粋な想いが込められたラストは、むしろ本作の中で最も菊次郎の成長を感じる重要なシーンである。本作はストーリー面において普通のロードムービーとは違うロードを突き進む異色の作品である。好きか嫌いかは菊次郎というキャラクターを受け入れられるかどうかで決まる。
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