菊次郎の夏の作品情報・感想・評価

「菊次郎の夏」に投稿された感想・評価

俺たちの物語はこれからだ…
で終わるのに面白い。ありそうで無い、たけし軍団のにっこりロードムービー。

見どころ:
笑いの神様ビートたけし
だるまさんが転んだ
久石譲のテーマ曲が反則
全く辛くない北野映画
そのぶん力強さは控えめ

あらすじ:
東京、浅草の夏。小学生の正雄は祖母と二人暮らし。父は事故死、母は出稼ぎに行ったきりで顔も知らない。夏休みは孤独感が猛威を振るう。
一方祖母の顔見知り、52歳の菊次郎は年中夏休みのろくでなし。食わせて貰ってる妻の言うことだけは辛うじて聞くが、基本的には無法者。
ある日正雄は母の住所を偶然知り、わずかなお小遣いを手に出立。それを見つけた菊次郎の妻は、暇な夫を子守りにやらすことにしたのだが…。

生まれて初めて感情と対峙する正雄と、それを消化しないままオッサンになった菊次郎の旅路。躓いたり転んだり仲を深めつつ母に再会、と普通ならここでおしまい。でも良いのはその後なんですねぇ。

辛いことはそりゃあるけど、笑い飛ばしちまえばいいじゃねえの!てなわけで窒息寸前だった少年は浮上し、湿気た中年のハートには灯が点る。
一念発起に年齢制限無し。明日への燃料を爆笑付きで、疲れた心身にオススメです。
nnm

nnmの感想・評価

2.5
いろんな意味で絵日記みたい。久石譲さんの壮大なテーマ曲とは合ってない気がする。
嫌だなぁと感じる点はいくつもあったけど全体的には楽しめた。あのテーマ曲、嫌いでは無いけどくどい。
初めての北野武映画!
音楽がとにかく最高!!流石久石譲さん!
ここの所勝手に武ちゃん祭りが開催されていて本日はこちらを鑑賞。

武ちゃんの作品は描がポワ〜ってなってて観ると安心するし癒される

小津さんの作品観てる時と感覚が近いです

ずっと観ていたい世界感
終わっちゃうと何だか寂しくなるやつ

少年
やくざ
ロードムービー
夏休み
久石譲
冒険
出会い
別れ

これでもか!って位ずるい設定

「俺の昔と同じだな」
とか言わなくていい台詞とか
このベタベタで恥ずかしくなるような設定も、笑いがあるからギリ観れる笑

湯を沸かすほどの熱い愛
は笑いがなかったから宗教感とか寒くて凍りつく感じがあったけど
武ちゃんだから許される世界感だろうと思いました。

今だったら事件だろっていう事とかだらけ笑
こんな感じの大人ってまだ存在しているのかな?怖いけどいい時代だなって思う。

子役も今の子役と違ってバカっぽくて素朴でめちゃ可愛い

絵日記みたいに進んで行く可愛い演出でした。懐かしい、暖かい気持ちになる作品でした。

菊次郎って武ちゃんのお父ちゃんの話じゃないのかな?どゆことや?
nago

nagoの感想・評価

4.0
当時映画館で観たのですが、とにかく音楽のパワーが強過ぎて、何も物語が始まっていない冒頭にもかかわらず泣いた作品。

物語は不器用で少し乱暴な男と、ぼーっとした少年のふたりのロードムービー。
普通で考えたら噛み合うはずがない関係性のふたりを、物語のパワーでガッチリ噛み合わせようとするのが一般的だと思いますが、そこを無理にしていないのがリアルで好きです。
映画としては遅すぎるスピードでふたりの関係が縮まっていくのですが、このスピードの遅さがシュールでリアルだなと思いました。

ラスト、不思議と熱くなる作品。
ごっど

ごっどの感想・評価

3.7
世界の北野監督の作品。
ビートたけし演じる菊次郎と近所の少年のひと夏の物語です。
少年の母親に会いに行くのですが、その道中でドタバタ。心温まるストーリーですが、たけし軍団のくだりとたけし色がイマイチだったので少し辛口です。20年くらい前?だと思いますが、昔は良かったなーと思える作品です。
HK

HKの感想・評価

5.0
武バカヤロー!久しぶりに映画見てボロボロ泣いちまったじゃねえかバカヤロー!しかも3回だバカヤロー!一度の視聴で3回泣かせるなんてとんでもねえことしてくれたなコノヤロー!

おいらよー!ちっちゃい頃から叔父ちゃんがいる実家に夏休み帰りに行くのが楽しみでよー!一緒に過ごしてきた時期が本当に大好きだからよー!しかもその叔父ちゃんがよー!この菊次郎みたいな性格でよー!余計におじちゃん思い出したじゃねえかコノヤロー!

①菊次郎が真実を知った正男を気遣い天使のペンダントをあげるシーン。
②正男が喧嘩して倒れていた菊次郎を手当てするシーン
③最後のお別れのシーン

上の三つのシーンでよー!涙が滝のように流れたんだコノヤロー!どうしてくれんだバカヤロー!相変わらず間の取り方が神がかってんなコノヤロー!しかも久石譲の音楽も神がかってんじゃねえかバカヤロー!

覚えとけよ武コノヤロー!行く末全フィルモグラフィー見てやるかんなコノヤロー!
情景の美しさは「ソナチネ」並みで、雰囲気も似ている。今回はなんかいろんなことに挑戦している感じで、過去の名監督の手法を真似たりするシーンも多く登場し、いろいろ試したかったのかなということが窺えます。
今回は殺しのシーンは一切ありません。ただしオチがやや尻すぼみのようにも感じました。
曲は、武×久石のタッグでも有名なヤツだよねこれ。

北野武が、子供のお母さんに殴り込みに行ってまたいつものように滅茶苦茶にしてくれるのかなあ?なんて期待していたのに......(´・ω・`)
N

Nの感想・評価

3.0
「バカヤロー!」という言葉に隠された菊次郎の照れと不器用さ。
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