めばち子

呪われたジェシカのめばち子のレビュー・感想・評価

呪われたジェシカ(1971年製作の映画)
5.0
『赤い影』『13日の金曜日』『シーバース』ブアマン『脱出』etc…本作の細部の一つ一つが色々な作品を思い起こさせるが、何より幽霊の出し方が黒沢清を思い起こさせる。
現実なのが幻覚なのか?その境界線をアッサリ超えてエミリーが現れるシーンの戦慄は紛れもなく井土紀州『ラザロ 朝日のあたる家』のラストのそれである。
『女優霊』以降のJホラーとその影響を受けていると思しき昨今の外国産ホラーへ多大な影響を与えているであろう傑作。
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