めろんぱん

博士の愛した数式のめろんぱんのレビュー・感想・評価

博士の愛した数式(2005年製作の映画)
5.0
「時は流れず」

永遠につながる時間というものがある。

はじめて観たのは中学生くらい。
その時感動したのは覚えているけど、それ以上記憶には残らなかった。

それから10年以上経って、もう一度観た。

大切な人が亡くなったり、色んな経験と重なって、ひとつひとつのシーンが心に響いた。

例え、博士の記憶がなくなっても、博士が目の前からいなくなっても「数」で繋がることができる。

私の中にその記憶がある限り、時は永遠なんだと思えた作品。

とっても美しい映画。

またもう少し大人になったら観たいな。
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