自来也／忍術三妖伝のtosyamのネタバレレビュー・内容・結末

活劇部分ももちろん良いのだが。男と女の。メロドラマ調というか寂しげなラブコメ調というか。銀杏の樹の下で待つ女。的な和風のマキノ節が。まるでアメリカンニューシネマとかハメットチャンドラーなハードボイルドファムファタールな寂寥に感じられた。実際。ビンタの応酬などハードボイルドといえばいえるし。そういう意味では本作に対しては。昨今のスターウォーズダースベイダーとかジョーカーとかスパイダーマンとかのハリウッド大人テイストな悩める特撮ヒーロー物の超サキガケとしての評価。もっとされるべきなのではないか。せめて黒澤の用心棒クラス位には。