tosyamさんの映画レビュー・感想・評価

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強盗放火殺人囚(1975年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

脱獄三部作コンプリート。前二作と監督も違うし年代も違う。けどここまで異色とは思わなかった。良い意味で裏切られた。タイトルも本作だけ陰湿で石井輝男ばりの残酷さと実録っぽさなのかなと思ったら。これがこれが>>続きを読む

銭形平次(1967年製作の映画)

5.0

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これを観たら仮面ライダーも故緑川博士の娘ルリ子と本郷が結ばれ。ずっと毎週イチャイチャってな世界線が有り得それはそれで面白かろうと思えたりする。ロボット刑事っぽいホームドラマ寄りな仮面ライダーね。さて本>>続きを読む

探偵マリコの生涯で一番悲惨な日(2023年製作の映画)

5.0

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コロナ禍を寓意的に描いた映画としては相当にチカラの入ったモノ。放射性宇宙人として描かれてはいるが。強力な即死ウイルスを撒き散らす宇宙人に見えなくもない。メンインブラックが現れて。歌舞伎町が封鎖され。小>>続きを読む

スパルタの海(1983年製作の映画)

5.0

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のっけからデヴィッドボウイのファッションの得体の知れないヴァージョン。主人公がヨットの連中にイキナリ拉致される。当時まじめに作られた関係者リアルタイムで問題に直面されている当事者に対しては不謹慎だが現>>続きを読む

蟹工船(2009年製作の映画)

5.0

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そうか蟹工船って船ってなってるけど動力が無数の奴隷の人力の集積で船のカタチをした巨大ロボットの事だったのか。本作は和製パシフィックリムとして面白い。駆逐艦隊と共にロシアと戦う特攻兵器かつ企業広告灯。戦>>続きを読む

三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実(2020年製作の映画)

5.0

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同じtbsだが。知識で。出自で。たがいがマウントをとろうとするような専門家とかコメンテーターの回りくどい言説ばかりな日曜日の朝の地上波テレビ。

女子学園 悪い遊び(1970年製作の映画)

5.0

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ポニーテールにズタ袋。ストーリーではなくフォトジェニックな魅力でみせる不良ムービー。そんな稀少異色ジャンル性の観点では時計じかけのオレンジにもつうじるほど。そのメイクだったりファッションだったりは勿論>>続きを読む

フランケンシュタイン対地底怪獣(バラゴン)(1965年製作の映画)

5.0

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サンダもガイラも怪獣である。しかし。このフランケンシュタインは怪獣なんかではない。人間が巨大化した巨人でもない。もっともっと筆者のような特撮好きボンクラ共にとっての親しくも究極の憧れの存在。そうダーク>>続きを読む

美徳のよろめき(1957年製作の映画)

5.0

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三島由紀夫原作ということをわすれ。よろめきドラマとだけかんがえれば非常にスリリング。中平康新藤兼人黛敏郎。三國連太郎安部徹西村晃。このクセツヨダブルトライアングルにふさわしく前半はであってはよろめきで>>続きを読む

おヤエの家つき女中(1959年製作の映画)

5.0

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喜劇としてはそのそこはかとないミニマルなかんじがなんともいえない。若水ヤエ子どことなく戸川純のようでもあるし。タージマハル旅行団の前衛音楽のようなアマモリ。草月流のようなこれまた前衛的なイケバナ。西村>>続きを読む

脅迫の影(1959年製作の映画)

5.0

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不気味な特殊メイク。粋なロケ。お洒落な劇伴。ジャームッシュかとおもった。

夜は俺のものだ(1958年製作の映画)

5.0

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あまりにも日常舞台へと逸脱してしまっていて。刑事物としてハードボイルドやフィルムノワールのテイをなすかなさないかのギリギリのところになっているのがとてもおもしろい。なんでフィルムノワールにとどまってて>>続きを読む

ブルークリスマス(1978年製作の映画)

5.0

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ヒトラーはなにをこわがったのか。三島はヒトラーを友といい。老いをこわがった。ヒトラーも金持ちユダヤ人の老いの姿をこわがったのではないだろうか。老いのイメージはゾンビにたくされ。ロメロのアミューズメント>>続きを読む

サラリーマン一心太助(1962年製作の映画)

5.0

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いやはや土屋嘉男ばりに渥美清は特撮に合うなと思いながら観てました。ホントもっと特撮に出て欲しかったです。中村嘉葎雄もニックアダムスばりに頑張ってたし潮健児はラドンかぐらいに怪演。進藤英太郎も不気味さが>>続きを読む

座頭市鉄火旅(1967年製作の映画)

5.0

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水前寺清子の歌謡映画のおもむきもありつつ。てなもんや三度笠の藤田まこと。そして当時。万七親分でやはりお茶の間の人気者だった遠藤太津朗と。ゲストも盛り沢山のまさに司会勝新バラエティーショーさながらのイベ>>続きを読む

フランキーの宇宙人(1957年製作の映画)

5.0

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男性女性の違いはあるが宇宙人の顔が皆同じで基本ラブロマンスsf。どっかで観た事のあるようなx星ライクな人工衛星国。水から何から全て人工物ってのも同じ。そこはかとないシュールさも魅力だが。それより何より>>続きを読む

女虐(1996年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

90年代にありがちだったいわゆるピンク映画としてエスエムの延長線上に作られたスプラッターホラー。普通にマザコン高校生サイコパス主人公の残酷ホラーかと思ったら。サイバーパンクsf風味が強く。過度な鎮痛が>>続きを読む

昭和残侠伝 死んで貰います(1970年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

花の大江戸を舞台にした江戸時代設定の。いわゆる豪華な東映時代劇。そのセット美術の魅力とも。戦後都市のざらついたロケ撮影が魅力の実録路線とも。違う。またはその両者の魅力をあわせもった。戦前という時代の帝>>続きを読む

博奕打ち 総長賭博(1968年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

鶴田浩二。こういうのを観ると。銭形平次が鳶の出自で若い頃はヤンチャしていて。怒らせたら怖いってのがよくわかる。江戸の岡っ引きの中でも平次は次郎長のように清濁あわせのんだ大親分の貫禄で描かれている。跡目>>続きを読む

ソドムの市(1975年製作の映画)

5.0

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デカメロンを既に観ているせいかコロナ禍で隔絶されてた頃の寄宿学校や精神病棟とかであったそうな案件。これからの大国傀儡政権お手つき文科省厚生省下からの。植民地色濃厚度を高めていくばかりの我が国の歴史なら>>続きを読む

自来也/忍術三妖伝(1937年製作の映画)

5.0

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活劇部分ももちろん良いのだが。男と女の。メロドラマ調というか寂しげなラブコメ調というか。銀杏の樹の下で待つ女。的な和風のマキノ節が。まるでアメリカンニューシネマとかハメットチャンドラーなハードボイルド>>続きを読む

絶唱(1958年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

先に観た舟木版の二代目襲名は地主解体の文脈線上。社会性の方が前景化していた。しかしこちらは死病克服に全資産を注ぎ込むと宣言。よりsf的スケールになっている。舟木版とは前半はほぼ同じだが後半が浅丘ルリ子>>続きを読む

絶唱(1966年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

小雪は津山へとひきさかれかけるが。津山といえば三十人殺し。まさに戦争がうんだモンスター。ゴジラではないが。戦争。放射能。結核菌。それらにコトゴトク翻弄される人間たち。舟木一夫はどことなく平田昭彦にみえ>>続きを読む

(r)adius ラディウス(2017年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

大人が観る物だとするとアレだが。子供向け特撮やアニメ作品系と観ればアリ。手塚治虫のクレーター中の一エピソードっぽくて好き。即死現象は雷に撃たれた二人だけの幻視だと捉えればナカナカ大人な作品。

怪猫 お玉が池(1960年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

宙明節音楽といい。この映画。演出も演技も芸がこまかい。わざとらしくビミョーにハナにつくトコロそこもまたクセになる。江戸細工をおもわせるこまやかさからか。そのよさはいまの時代にはすっかりわすれさられてい>>続きを読む

男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け(1976年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

夢パートでは源公がビショップ状態サクラは足だけにされる。しっかり海上ロケもなされているのでドキュメンタリーとテーマパークなツクリモノ巨大ザメのモンタージュその落差がきわめてシュール。本編は浦島太郎なタ>>続きを読む

男はつらいよ 幸福の青い鳥(1986年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

本作はシュールな魅力にあふれてる。男はつらいよのフレームのなかでえんじられる異物そのものの長渕剛ワールド。志穂美悦子がふたつのパラレルワールドをはしわたしする狂言まわしだ。その登場からしてフルフェイス>>続きを読む

男はつらいよ 寅次郎純情詩集(1976年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

サンセット大通りゴッドファーザーパート3そして砂の器なによりも雨月物語をいっぺんにみたような感動。寅さんもだけど源ちゃんがいかにもたのしそうにかいがいしく綾さんとふれあっているのがよかった。先輩大女優>>続きを読む

座頭市血笑旅(1964年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

自分的には古今東西すべての座頭市モノ中ダントツにベストワン。赤ん坊の父親を切った後の苦い余韻。寺の石段をことごとく生気を失いヨロヨロと降りて行くサマ。旧知の座頭集団にも背を向け子守唄をひとしきりつぶや>>続きを読む

あらかじめ失われた恋人たちよ(1971年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

シティポップとはなにかがわかる資料映像。ジャズフュージョン派のギターではなくジミヘン起源のハードロックヘビメタ系バカテクギターがディストーションオーバードライブはずしてメローな歌モノをやったのがシティ>>続きを読む

東京行進曲(1929年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

おおパブリックイメージリミテッドのフラワーズオブロマンスが。

“それ”がいる森(2022年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

今は戦時中。なので祖父が兵器産業にかかわってて反目する平和主義者の父は豪邸をすてて山ぐらししてたり。反政府活動資金を山にかくすテロリストグループ実行犯カップルがでてきたり。嫌なかんじの教頭だったり。現>>続きを読む

協力防空戦(1942年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

トナリグミなぜ江戸長屋庶民たちのヒツケにたいする防火意識をおもいだせといわないのか。いえなかったのか。いえていたら歴史改変sfではないが本作モットおもしろくなってたかも。雨ごいや神だのみ儀式をやれだと>>続きを読む

君たちはどう生きるか(1950年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

言っている事は東映なので浪花節。でもそれで良い。戦前のプロレタリア映画は視覚的胸糞なので子供が観てもすぐ理解できて良い意味でトラウマ止まり。戦後の特に昨今の左翼映画や教団映画は必要以上に今の自分の生き>>続きを読む

また逢う日まで(1950年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

近未来ウイルス戦争下での特撮ディストピアラブストーリー。戦後制作なので戦中を模した人工セット美術が映える映える。そのひえびえとした質感。くわえてモノローグがクトゥルーsfホラー感を煽る煽る。これの続編>>続きを読む

はだしのゲン(1976年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

飢餓海峡コンビ。浪曲がホント好きになる。ゴジラ第一作に並ぶ反核映画。

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