上海十月

やくざ刑事(デカ) 俺たちに墓はないの上海十月のレビュー・感想・評価

2.5
70年代当時こういった一連の千葉真一プログラムピクチャーが量産されていた。こんな映画のシリーズがあったとは知らなかった。ともかく破天荒な刑事を千葉真一が演じる。冒頭からカウボーイハットに上半身裸で馬に乗り的を撃ちまくる。とにかくクロード田代とかいう写真家が室田日出夫がやるのだが「あっと驚く為五郎」にしかみえない。そしてモデル役のお姉さんのメイクが途中ガングロになるのがすごいこの当時からガングロあったのかと妙に感心する。話は、とんでも映画でダイヤを巡るやくざと組織、警察の三つ巴だが突っ込みどころは満載。ヒッチコックにおけるマクガフィンがあれば映画は成立する感じだ。ラストにおける砂浜でのバギーとジープのチェイスは、仮面ライダーとショッカーの戦いのようでチープ。東映ですからやむえませんね。
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