ayabata

世界でいちばん不運で幸せな私のayabataのレビュー・感想・評価

3.0
2007.10.23.小学生のとき「どんな人が好き?」と聞かれたら、
「近い人。」と答えていたわたしは、
実際幼なじみのことを長く好きだったけど、
それは結局伝えることができなかった。
あのときのもどかしさを思い出す。

この映画の二人は、
他人から見れば相思相愛でも、
本人たちはその幼さゆえに正直になれなくて、
ましてやゲームという言葉でごまかしていて、
もどかしさの極みにいました。

「のる?のった!」で、
どんな悪ノリもしてしまう二人は、
どこまでが本気でどこまでが賭けか分からなくて、
本人たちも見てる方も、
両方もどかしくて仕方なかった。


この映画は、
もう一度見てみないと解せない点がいくつかあった。
最近思うけれど、複数回見せる映画って、
良い映画と言っていいのだろうか?

一度で伝えきれないほどの内容を盛り込んだとしても、
十分な表現力でもってそれをカバーできると思う。
やっぱりわたしは一度でちょうど伝わる、
内容と表現のバランスいい映画が好きだ。
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