しいこ

ライアー ライアーのしいこのネタバレレビュー・内容・結末

ライアー ライアー(1997年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

息子の願い事により、1日嘘がつけなくなった弁護士の男をジム・キャリーが好演。
さすが、コメディの申し子!どこかで見たことあると思ったら、マスクの主演の人だった!どうりで、すごく面白い。
フレッチャーは、弁が立つ弁護士。口が回る、回る。仕事が忙しすぎるせいで、離婚したよう。ただ、離婚をしても、時々妻と息子には会ってるのは偉いけど、遊ぶ約束を全部嘘にしてしまうのは悪い癖。そんな中息子が一日パパが嘘をつけませんようにと神様にお願い事を!それが、叶ってしまったからさあ大変!という話。
息子のマックスがかわいい。外国の子どもって本当にかわいいなあ。嘘がつけなくなったフレッチャーは、仕事も普段のコミュニケーションだって上手くいかないけれど、必死に解決方法を探ろうとする。でも1日の効力は絶対消えない。
でも、上手くかわしていってるのが面白いけど、端から見ればすごく変な人。
引き受けていた弁護には一縷の光を見つけて、勝っちゃうけど、どうにかその後の養育権はわけあってほしい。でもあの裁判のお陰で、フレッチャーは自分が子どもに会える時間の大切さを知れたんだから良かったと思う。
確かに世の中を生きていくには、嘘が必要だし、フレッチャーの仕事だとなおさらそうなのかもしれないけど、彼は今後きっと自由に生きていくんだと思った。
マックスとお母さんと一緒に。最後は二人が仲良くなっててよかった。やはり、最大の障害は時間だったみたい。その大切さに気づいたフレッチャーは今後、幸せに生きていける。
そういう意味でほろっとさせられた映画だった。笑えて、家族の大切さを気づかせられる映画。とても好きになりました。ただ、飛行機を追いかけるのはやりすぎ(笑)
秘書のおばさんが何気にかわいくていい。フレッチャーにいつまでもついて行ってくれるといいな。
エンディングのNG集もアドリブ真っ盛りですごく面白い。
しいこ

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