よかった…
サッカーのシーンで引用されてた自分の座右の銘"Totus Mundus Agit Histrionem"と、ボスニア紛争により浮き彫りになる人類の根底にある不条理さが混ざった時に起こるこのカオス。
クストリッツァほんまに大好き。
色々知識が必要なとこもあるけど、めちゃくちゃ泣けるし笑える。
色んな人の愛情とか色情が多方向に向きすぎて感情移入とかそんなレベルじゃないのがまさにカオスで不条理。
人間っていいなぁ…笑
登場人物みんな愛くるしい。
家族と動物達と大自然と鉄道と音楽に囲まれて暮らすルカの、動物達に注ぐあの優しい眼差しだけで号泣。
クストリッツァ自身もセルビア人の父とボシュニャク人の母の子供やねんね。
サバーハとのロミジュリ展開も好きやけど、前半のサッカーのシーン(最近日本のサッカーファンを響めかせたパルチザン笑)とミロシュの壮行会のシーンが大好き。
観てよかった。