くずもと

トゥルーマン・ショーのくずもとのレビュー・感想・評価

トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)
4.0
『念のため、“こんにちは“と“こんばんは“を』


自分の人生をテレビ番組『トゥルーマン・ショー』として全世界に生放送されている一人の男性トゥルーマン。
家族や友達や恋人。隣人やすれ違う人々全てが俳優であり、至る所に隠しカメラが設置。
自分以外の人間、環境、過去や未来さえも全て作り物の世界。
とある事情により、自分の存在を知ってしまったトゥルーマンはどう生きるのか?


20年前と思えないほど斬新な設定に惹き込まれました!!めっちゃ面白かった(^^)
自分がトゥルーマンの立場だと思うと恐ろしい(笑)
でも、自分が見る立場だとしたら絶対この番組を楽しみにするだろうなと。
他人を詮索したいのが人間の性。やらせ説が上がろうが、昔からリアリティー番組がウケやすいのは事実であり、当然トゥルーマンも全世界の人気者となっています。
そんなトゥルーマンに悟られないよう、不意なアクシデントにも必死に対応していく俳優陣、番組制作陣の焦る姿はまさしくコメディー(笑)

ジムキャリーさんは名前だけ存じ上げていましたが、とても表情が豊かで演技力の高い俳優さんなんですね(^^)
終盤、何度も高波に打たれようが負けずに立ち上がり、シルヴィアとの約束を果たしに行く姿はグッときました!
欲を言うなら、再会シーンが見たかった……
くずもと

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