主演ジムキャリーだから、コテコテのコメディかと思いきや、もはやホラーである。どこか、ダークシティを彷彿とさせる世界観だ。
自分の行動すべてが撮影され、世界に放送されている。自分の親友や妻、知り合い達は、果たして自ら築き上げた人間関係なのか?
ちょいちょいギャグっぽい描写もあるなはあるが、それがまた悲壮感を増幅させるようにも映ってしまう。
「おはよう!会えないときのために、こんにちは、こんばんは」この言葉は、実は最初からすべてを感づいていて、全世界の視聴者の時差を考えて言っていたのでは?っていうのは考え過ぎだろうか?