ゆーり

トゥルーマン・ショーのゆーりのレビュー・感想・評価

トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)
4.0
小さい頃に観た映画を再び……!

この世界は本物なのか?
自分は自分である、そういう自覚はあるけれど、
他人は自身のことを、私と同じように感じて生きているんだよな、、、?

幼い頃、誰しもが一度は世の中のその不思議に気付いたことがあるだろう、、、
もしかして、みんな何か真実を隠しているのでは?
ママは本当に、私のママなのか?

大人になると、そんな疑問があったことすら忘れて生活をしていたし、
むしろ、少し自分も俯瞰してしまったり、この世界の枠にハマって生きることが当たり前になり、何も疑わなくなっていた。

小さい頃この映画を見たときは、割とポップな印象で、浅く共感をしていたかもしれない。
改めて鑑賞すると、もっと深くて、ある意味恐怖を感じた。
テーマとしては、マトリックスにも共通する部分があると思う。あちらはかなりダークな世界観で描いていたけど。

今、自分がなんの疑いもなく生きているこの世界。
この映画程の大胆な設定ではないにしろ、誰かが大きな力で動かしていることは確かで、そこに自然と乗せられている事も確か。流行りものとか、メディアの演出もそう。
まんまと誘導されていくのかな、、、

少し話が逸れてしまったかもしれないけど、大人になってから、固定観念を破る勇気と行動ってなかなか出来ない!

ジムキャリーの名作の一つですね!

ラストのシーンは感動と切なさでジーンと来ました。
ゆーり

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