Rena

キャリーのRenaのレビュー・感想・評価

キャリー(1976年製作の映画)
3.5

学校でも家でも虐げられた挙句、報われたかと思ったところでそれを叩き潰される…
キャリーがとことん気の毒な目に遭う映画

そもそもキャリーの超能力よりも、クリスたちの執念や母親の異常さの方が圧倒的に怖い
コリンズ先生以外みんな敵に見えて、スーの改心すら終盤まで疑わしかった
そんな中でプロムを楽しみにするキャリーの姿は、すごく健気だし、
トミーと踊ってる瞬間なんて夢のような時間…
だから、キャリーが本気で覚醒するのにも、"そりゃそうだよね…"って同情したくなる

シシー・スペイセクとパイパー・ローリーの演技力が、悲しさと狂気を際立たせてる
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