Maiko

チャップリンの殺人狂時代のMaikoのレビュー・感想・評価

チャップリンの殺人狂時代(1947年製作の映画)
-
これまで見てきたコメディ作品とは一線を画した、社会的・反戦メッセージの強い作品。
とは言え随所にくすりと笑えるシーンが散りばめられており、気楽に見ていた分だけ最後のチャップリンの台詞がより重く聴こえてきた。
飄々としながらもどこか疲れて見えるチャップリンの姿には、道化の悲哀が溢れている。

笑いの入れ方が過不足なくてそのセンスがすごい。個人的には電話をしている時の花屋の女性の表情がツボで爆笑してしまいました。
Maiko

Maiko