DVDにて字幕鑑賞。TSUTAYA宅配レンタル。
あらすじはヨーロッパ最大のサバゲーと言われているサバイバル・フィールドに参加する若者8人組
ペイント弾を使用し、それぞれ担当を分けられ、敵対チームより先にフラッグ6本取る事がルールな単なるゲームのはずであった。
しかしゲーム中、実弾が使われてメンバーの一人が殺されてしまい…というもの。
『エクストレモ』『アウェアネス -超能力覚醒-』ダニエル・ベンマヨール監督長編デビュー作
サバイバルゲーム中に殺人鬼に命を狙われるスリラー
移動、襲撃される様をあまりカットを割らず長回し主体で撮ったりと随所にセンスは光り、テンポも良い。
手持ちカメラなので臨場感を少しでも感じさせる作り。
だだっ広い野原にアイテム付きのフラッグ
戦略的にスナイパーが居るのか…?と心理的に勘繰ってしまう緊張感も良かったし、敵対チームを誤って刺し殺してしまったり…
ただキャラは魅力に欠ける。
8人は今まで一緒にやってきたメンバーではなく初対面同士で一枚岩ではないのが痛いと感じた。
指揮官を担当するデビッドは協調性ゼロで自己中なクソ野郎
罠にハマって身動き取れない仲間の防弾チョッキを取り上げるし
殺人鬼にも聞こえるぐらいの音量で言い争いしたりするし
印象に残るキャラが悪い意味でデビッドしかいない
あとはエリックとアンナのコンビぐらい
床下から見てる人達
指示を受けている殺人鬼
何故か設置されているカメラと『キャビン』的な裏方の人達が居たりと設定もそっちの方向に転ぶかーとなった
殺人鬼が指示を無視して暴走し出すのは良かったけど、オチ含めて好きではない
グロは暗視ゴーグル越しと物足りない。