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悪魔の毒々モンスターのlvsのレビュー・感想・評価

悪魔の毒々モンスター(1984年製作の映画)
3.6
思わずなんでやねんと言いたくなるめちゃくちゃな展開だらけではあるが、B級映画としては割と当たりな方だと思う。

ジムの清掃員をしていたマヌケな男が、不良グループに騙され有毒廃棄物が入ったドラム缶に頭から突っ込み、結果〝悪魔の毒々モンスター〟となって腐った街を浄化するというストーリーだが、その醜悪なルックスとパワーから、バイオハザードのネメシスに見えて仕方がなかった。
有毒廃棄物は人格に影響は与えていないはずだが、ネメシス化した後とする前の性格が違いすぎて、最初のマヌケでスケベな描写いるかな?とは思ってしまった。
キャラ付けのような感じでモップの存在を主張しようとはしているものの、結局はほとんど持っておらず、ジャケットのような「モップ片手に今日も行く」スタイルでは全くない。

子供や犬が惨殺される胸糞描写があるので、こういうB級映画はこんなものだと受け入れられない人には向かないと思う。
なんでやねんと突っ込みたくはなりつつも、ちゃんと後味の良い終わり方で良かった。
もう少し洗練されれば、普通に面白いヒーロー映画になりそう。
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