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毎日がアルツハイマーのtsubomiのレビュー・感想・評価

毎日がアルツハイマー(2012年製作の映画)
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途中まで授業で観た。

ホームビデオって感じで、すごいリアルだった。症状が徐々に進行しているのがよく分かる。
映画の初期段階では介護必要レベルが3で、一見そうは見えなくて驚いた。

小・中学生の息子をオーストラリアに置いてお母さん1人で日本来て、オーストラリアの文化もあるんだか知らないけど結構野放しというか、
介護も大事だけど妹夫婦だって一緒に住んでるのになんであんな小さな子どもよりも介護を選んだ?って思ってモヤモヤしてたんだけど、
でもそれだけ、子どもを置いてまで、誰かが一緒につきっきりで過ごさないといけないほど大変な病なんだなって思わされた

日本に残るかオーストラリアに帰るか、あの年齢の子に自分で決めろって結構冷たいなって思ったけど、
息子には息子の社会があって、それを介護に引っ張られずに決めさせてあげるっていうのがこのお母さんのすごいところだなって思った

認知症についてもそうなんだけど、お母さんの強さとポジティブさに考えさせられる映画だった(全部観てないけど)
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