春風51号

デッドゾーンの春風51号のレビュー・感想・評価

デッドゾーン(1983年製作の映画)
3.6
今でこそ珍しい題材ではないけれど、当時はこの手の特殊能力って凄いアイデアだったのかな。授かったその能力を決して悪用せず、世の中のために使おうとする、真面目で心優しいジョニー。
なのに、なのに、なんとも悲しくやりきれないストーリー。こんな能力、一つもジョニーの役には立ってない。あの会見、あの記者には心底怒りを感じた。

「僕には君だけだった…。」
そうだよね…なのに…
切ないラブストーリーでもある。
彼女に共感が持てれば、もっと楽しめたのに残念。時折見せるジョニーの笑顔が魅力的で、そこだけが救いだった。
春風51号

春風51号