星降る夜にあの場所で

東京ファイル212の星降る夜にあの場所でのレビュー・感想・評価

東京ファイル212(1951年製作の映画)
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HDD→BD-Rのさなかにふと…【3】

一つのもやもやが払拭されたのでup。
以前レビューした「ヒットマンズ・レクイエム」で、とあるワンシーンを絶賛しましたが、この危険を知らせるために○○○…シーンを別の作品で観たような気がしていたのですが本作でした。
総合的には決して高評価できる代物ではありませんが、洋画にありがちななんちゃって日本ではなく全てきちんと日本で撮影された正真正銘の日米合作第1号。
ジャンルで言えばサスペンスノワールに分類されると思うのですが、ぶっちゃけ緊張感皆無です(笑)
ただ、ロケーションがそそるのです!
※参考までに、以下のURLの方は色々とお調べになったようです。また主人公がマッチを借りるシーンで映し出される駅名が?となっていますが、間違いなく御徒町駅です。後に映る【上野証券】の看板の下に不鮮明ですが【いづみ】の文字が見えます。以前(30年ほど前)この場所にあった「いずみ靴店」という店の前身だと思われます。正月明けに当時よく買い物をしていた斜向かいのマルセルさんに電話して聞いてみる予定(笑)※
http://inagara.octsky.net/tokyo-file-212#i-2
私のように○年当時の○○はこんなだったんだぁ~と、今と昔の街並みの違いを楽しむのがお好きな方は必見ですよ。
またキャストも何気に凄い!
凄いと言ってもクラシック映画に興味のない方は、だれ?この人たち?なのですが、歌謡界の大スターだったお二人(市丸姐さんはワンシーンのみ)と渋い日本人役者がずらりと名を連ねています。
火曜サスペンス劇場を観ながら、あの頃の日本を満喫できるといった感覚で鑑賞するなら有意義な時間を過ごせるかと♪

I wish you all much happiness in 2019 ☆彡(´ー`)