ぐりむ

黄泉がえりのぐりむのレビュー・感想・評価

黄泉がえり(2002年製作の映画)
3.5
80本目



どっちががあれだったよなぁという、薄っすらしとした記憶しかなかった
条件付きとはいえ、また会えるのはいいなぁ
というかほとんどの人はたぶん亡くなった人のことを想っているだろうし、あの地域ガンガン黄泉がえってんじゃないかな


全体的に違和感があったのが
黄泉がえりの人たちがみんななぜか物静かでほとんどしゃべらないこと
達観した感じというか
一度死んでるからなのかな

勝雄とか、森で遊ぶくらい活発であったはずなのに、口数少なく絵を描くだけ

霊的なものとして扱いたいのか・・・?
かといって葵は普通にしゃべるし行動するし
自分が黄泉がえりだという自覚の有無で違うのか?

山田周辺も
葬式で喚くほど学校を恨んで、死を悲しんでる親がいるのに
その後親が一切出てこないで、描かれてるシーンが直美との絡みばかり
あと学校側は机さっさと片付けろ
なんの反省も感じられない
というかあの女子中学生が長澤まさみだってエンドロールまで気づかなかった

玲さんも、目を覚ましたら夫が消えてるの切ない

いろんな境遇の黄泉がえりがいることを描くために、人を増やすのはわかるけど、
それなら、もう少しだけ各方面掘り下げてほしかった
いろいろ時間が足りない気がした。と思ったけど2時間もあったのか
他の黄泉がえりと違って手話親子の話が主人公側に全く関わってこなかったし、削ってもいいような気もする。
原作はどうなんだろう

RUIとSAKUの描写は好き
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