hkyzd

トワイライト・サーガ ブレイキング・ドーン Part 1のhkyzdのレビュー・感想・評価

4.0
基本的に女性が主人公の恋愛映画って彼女自身の成長物語+恋愛(大体オチが意中の彼とゴールイン)が多いけれど、ベラ自体はこの映画を通して明確なゴールを達成してるわけじゃない。むしろ彼女の意思はほぼ最初から決まっているのに対してエドワードとジェイコブが横からチャチャを入れ、勝手に怒り、事件を起し、結果として彼らの方が成長していってる印象。きっとここがこの映画のミソだと思う。大抵流行るロマンスものって最近だと女性が主人公でも、心情は男性側が描かれる方が多い。例えば愛の不時着もそうだけど、キム秘書とか、ロマンスは別冊付録とか、トッケビもそう。例えが韓国映画ばっかりになっちゃったけど、実は恋愛映画のメインターゲットである女性はべつにヒロインの成長していく過程での共感なんて全然求めてないから「え!女性がこの言動をとった時、実は男性側はこんな気持ちになってるの!きゃあああぁ!///」を観れた方が絶対ウケる。アリアナも最新アルバムで”Id love to see me from your point of view “なんて歌ってたけど、まじそれなって感じですね。トワイライトシリーズ4作目、それがふんだんに詰まってたな!!!特に序盤のハネムーン。きゃあぁぁ///なシーンの時にあからさまにエドワードの肌を火照らすメイク?加工?がされるのは芸が細かいなと思った。そういう小さい部分でこちらはグッと掴まれるわよね。ベラがあんまり表情豊かじゃない代わりにエドワードとジェイコブの一喜一憂にフォーカスが当たってたのも最高だった。2人ともに「へぇ〜そんな顔もするんだぁ〜ニヤァ」のオンパレード。もう清純派青春恋愛映画には戻れない、、、
hkyzd

hkyzd