うーん…「映画」として観ると期待外れ。
「ドキュメンタリー」が正しいのかな。
人間爆弾が登場したり
目の前で突然仲間が爆発したり
戦士の日常の異常さが生々しい。
けれども
一般人が爆弾処理を普通に見物していたり、
主人公が爆弾の欠片を宝のように集めていたり、
生死も分からない毎日を生きる人間の
麻痺してしまった狂気性も垣間見える。
爆弾処理を生き生きとした顔で行う彼が、
日常に戻りシリアルすらも満足に選べないラストの対比はかなりキツかった。
彼の生き甲斐、生きる意味、宝物は、
もう戦場そのものになってしまったんだろうか
「War is a drag」が頭にこだまする。