観たいと思っていたのに観てなかった映画のひとつ。
加瀬亮の地味な兄ちゃんに対して、やけにイケメンでスッとしてカッコイイ弟の岡田将生。
なるほどそういうことなのかという。
切ない切なすぎる。
兄弟の小さい頃の二段ベッドでの会話など、もうなんで大人は何も気づいてやれないんだよ!と大人の私は叫びたくなるよ。
ああ、鈍感な馬鹿な大人にはなりたくない。
しっかり見て、声をかけてあげられる大人でいたい。
ふたりの親のことを言っているのではないよ。
他人の周囲の大人達のことだ。
伊坂幸太郎、読まず嫌いしていたけれど、ちゃんと本を読めばよかった。こんなに映画で泣けるんだもの。小節はもっともっといいんだろうなあ。
さて、グラスホッパーもさっさと観にいかないとね。