主人公の過度な自信と過激な行動が非常に怖い。
痛いファンとはまさにこの事…
彼の中ではジェリーは(1度会っただけだが)親友で、なんの根拠もなく自分がコメディアンとして大成功をおさめるビジョンが見えてるのが全く理解できないし、そこが恐怖対象として素晴らしい映し方。
コメディアンという職業を上手く活用してる印象。
ジョーク＝嘘をつく、これをルパートは全てポジティブに捉えている。
明らかにコメディアンに向いてないのでは？とさえ思ってしまう彼の単純さは必見。
それもこれも全てロバート・デ・ニーロの狂気の演技あってこそ。
