これ観てから色々調べてみたけど主人公はサイコパスじゃなくて、自己愛性パーソナリティ障害なんじゃないかと思う。
完全に狂ってるんだけど本人に悪意はないためにどこか感情移入できてしまう部分がある(この辺りが『ジョーカー』とも通ずる部分なのかも)。
デニーロの演技は過剰でもなく徹底的にリアルなので「そういう人」にしか見えず、後半にかけてだんだん恐ろしくなってくる。
サンドラ・バーンハードもすごかった…こういうキチガイいるわ〜って感じ…。
『マルホランド・ドライブ』ほどじゃないけど現実と妄想が入り混じる描写も良かった。
セットもキューブリックばりにバチバチにキマってて、「こりゃすげー映画だわ」と呟きながら観てました。
