このレビューはネタバレを含みます
ドキュメンタリーなので 前半はかなり眠くなってしまいましたが、
後半は良かったです。
特にベイルートを訪れた時の映像は、宗教に関心が無い私でも 奇跡を見たような気持ちになりました。
ベイルートの街が砲撃される中、戦闘地域に取り残された人々を 救出に行くと言い出すマザー・テレサ。
当然、周囲の人は引き止めます。『あの砲撃の音が聞こえないのですか？』と。
それに対して、マザー・テレサは落ち着いた声で答えます。『明日には停戦になります』
『明日！？』
『明日には停戦になります。神に、そう祈りましたから』
いやいや！いくら神様に祈っても、停戦は無理でしょ！！・・・と思っていたら、
なんと本当に停戦になるのです。（もちろん両陣営に停戦を呼びかけたりもしていますが）
マザー・テレサ、凄すぎます（驚）
こうしてマザー・テレサ達は、戦闘地域に取り残されていた子供達を救出するのです。
そして、救出の翌日の映像。
戦闘地域に居た子供達は、普通であれば、激しいトラウマで 怯えていてもおかしくありません。
それなのに、子供達は笑っているのです。本当に、天使のように笑っているのです。
もう奇跡としか思えません・・・。
ベイルート以外にも世界中の国々を周り、ようやくインドに帰国したマザー・テレサ。
大勢の修道女達が、大喜びでマザー・テレサに駆け寄ります。
この瞬間の映像を見ただけで、マザー・テレサが どれだけ皆から慕われていたのかが よく分かります。
見ていて、胸が熱くなりました。
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マザー・テレサが どういった活動をしていたのかをあまり御存知でない方は、
このＤＶＤより先に 映画『マザー・テレサからの手紙』を御覧になられた方が良いかもしれません。
