seapony3000

キャット・ダンシングのseapony3000のレビュー・感想・評価

キャット・ダンシング(1973年製作の映画)
5.0
ジャックウォーデンがとことん卑劣だし恐ろしいまでに喧嘩が強い。与太者のボーホプキンスにムカついて腎臓あたりを集中的に殴打、そのためほとんど再起不能。ネイティブに襲われれば金が惜しくてレイプに誘導、レイノルズとの格闘シーンがまた激しいのなんの。殴り合い取っ組み合いが重厚で圧巻。強盗仲間の団結力皆無で野蛮。そんななか訳ありレイノルズはもちろんロマンスパートをがっちり抑えている。身ぐるみ捨てて男物に着替えて水浴びしたあたりからさらに輝きはじめるのは恋に落ちたから。誘拐された妻の安否より名誉が大事な夫役がジョージハミルトンなのがまた最高。河を挟んだ向こうのネイティブの集落地に向かう様子や、脚が嵌まった馬の血で染まった雪を掘り起こす場面とか、あんな廃墟で作れちゃうシチュー。腹撃たれたけどハッピーエンディング股間外れたなら大丈夫、レイノルズって感じで嫌いじゃない。あと様々なアイテム見せてくれるオープニングタイトル好き。全部欲しい。
seapony3000

seapony3000