taka

全身ハードコア GGアリンのtakaのレビュー・感想・評価

全身ハードコア GGアリン(1994年製作の映画)
3.8
トッドフィリップス作品


いきなり全裸ライブから!
とにかく凶暴で汚い笑
さらに文章で書くのも憚れる行為の数々
自傷行為での怪我や流血は茶飯事で、暴行や公然猥褻での逮捕もしばしば

アリンもヤバいがメンバーも相当だと思われる
目が完全にイってるドラムも全裸で叩くのが日常
ベースは言動がしっかりしてそうだけど見た目でもう説得力は無い笑
そもそもアリンと一緒に活動している時点で異常なのかも
現にディーディーラモーンやダイナソーJr.のマスシスは短期間で離脱する


シリアルキラーのジョンウェインゲイシーとの交流もアリンらしい
ゲイシーはアリンの絵を描き、アリンの胸にはゲイシーの絵のタトゥーが


アリンは若くしてODで亡くなるが、やはりアルコールやドラッグを常用していたことは残念
スポークンワードや詩はシラフの時に考えていたと思うがステージパフォーマンスのための使用であったなら悲しい事

死の直前のライブは特典に収録されており、収拾つかなくなったライブは直ぐに終わり、ファンで騒然となった街中を徘徊する一部始終を記録
本編は50分程度なのでもっと音楽をフューチャーして欲しかった


彼こそパンクとは言わないが、パンク魂はひしひしと感じる

葬儀エピソードも凄まじいけど、それはアリンにとって本望だったのかもしれない
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