ナンプラー

チキンとプラム 〜あるバイオリン弾き、最後の夢〜のナンプラーのネタバレレビュー・内容・結末

3.6

このレビューはネタバレを含みます

かつて「ハッピーボイス・キラー」を観たときに監督の過去作品として知った作品。

映像がとにかくいい味を出してる。序盤はかなり好き。

主人公は“身勝手”とされてるが、お話が進むに連れて本当にそうだなって思ってしまった。
死なないように祈ってたキルシュの思いとか全く通じてなさそうだし……。奥さんも本当はナセル・アリの事好きだったわけでしょ……。

事情があって引き裂かれた恋人同士が長い時の経過の果てに再び巡り会ってかつ互いに未練があるお話って時々見かけるけど、結構万国好きなジャンルだったりするのだろうか。

タイトル「チキンとプラム」が確かに登場はするけどそこまで物語の肝として出てくるわけではないし妙な邦題だな……と思ったら原題の方も同じだった……なぜこのタイトルに……。
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