このレビューはネタバレを含みます
ずっと気にはなっていたけれど、なかなか観るのにふんぎりがつかなかった作品。
怖い、面白かったのだけれど“面白い”という感想だけでは言い表せない。テーマはこれまでの名作でも描かれている筈なのに、新感覚。そして中弛みがない。
キャッチコピーの“完璧な悪夢”が、本当ぴったり過ぎる。“もう嫌だ”と思いつつも最後まで観てしまう。怖い。このどうにも覆せない強迫観念の強いストーリーが悪趣味。
これ外出先の隙間時間に劇場で観ようか迷ったのだけれど、余韻が強すぎるので観なくて良かった。
トニー・コレットの迫真の演技に心がざわざわしてしんどい。