チキンとプラム 〜あるバイオリン弾き、最後の夢〜の遥のレビュー・感想・評価

あるヴァイオリニストの死を決断してからの8日間のお話。

話のテンポもよく、雰囲気もフランス映画らしく独特だけど、凄く観やすい。叶わぬ恋のお話、今嫁との夫婦の中は最初から冷めきってる。望まぬ縁談から結婚、過去の大恋愛が忘れられない主人公ナセル・アリ。

色々とツッコミたくなるところはあるものの、最後の終わり方が切なく悲しくてよかったです。『叶わなかった恋が一番美しい』というキャッチコピー、しみじみ心に響くような映画でした。