映画の道化師KEN

スモーキン・エース/暗殺者がいっぱいの映画の道化師KENのネタバレレビュー・内容・結末

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ラスベガスを舞台に、大物マフィアに100万ドルの賞金を懸けられた1人の男を巡って、7人の殺し屋やFBIが壮絶な争いを繰り広げる!

監督は「デス・ウィッシュ」のジョーカーナハン。主演は「デッドプール」シリーズのライアンレイノルズが務め、その他には「リボルバー」のレイリオッタ、「カントリーベアーズ」のアレックスロッコ、「ベガスバケーション」のアレックスロッコ、「ロックンローラー」のジェレミーピベン、「ザ・コンサルタント」のベンアフレック、「バーニング・オーシャン」のピーターバーグ、「ザ・リング」のマーティンヘンダーソン、「ジェニーの記憶」のコモン、「運び屋」のアンディガルシア、「007慰めの報酬」のアリシアキーズ、「ベスト・キッド」のタラジPヘンソン、「アンダーカバー」のネスターカーボネル、「アンストッパブル」のクリスパイン、「リアルスティール」のケビンデュランド、「華麗なるギャツビー」のジョエルエドガートン、「消されたヘッドライン」のジェイソンベイトマン、「ワールド・ウォーZ」のマシューフォックスらが共演!

FBI捜査官のメスナーとカラザーズは大物ギャングに命を狙われる人気マジシャン、エースを司法取引のため逮捕することになった。そんな中、賞金目当てにエースを狙う暗殺者たちが世界中から集まり始める…

殺し屋達とFBIが1人の男を巡って争う内容はタランティーノ作品の世界観に似ていて、この手の渋い作風が好きな人には好感を持てるようになっている。登場する殺し屋たちはイカれた脳筋タイプや変装に長けた知的タイプなどユニークなキャラクター性が良かった。更に、血みどろな銃撃戦のシーンは胸熱展開になっていて、緊張した息を呑む雰囲気が観る人のテンションを上げてくれる。そして、ラストに繋がる伏せんもよく作り込まれていて中々興味深い。しかしながら、アクションシーンが極端に少ないのはマイナス点。

総合的には良くも悪くも普通といった作品。ただし、人を選ぶ作品となっているので自分の目で確かめることをオススメする!